トランス、カオス、北村昌士

2006-08-02

トランスといえば、今やジャンルとしてのテクノ、ハウス、○○と
○○に入る言葉。

これが定着してきて、トランスという言葉を聞いた時に、
「トランスってあれだよあれ!」と思ったのをすっかり忘れていた。



トランスレーベルの設立者であり、雑誌fool's Mateの初代編集長だった
北村昌士が死去していたことが正式発表された。



fools_mate.jpg私が10代後半から20代前半の頃、(80年代の後半)にかけて
知ろうとしていたものは、今考えると混沌した状態の中の
よりディープで強烈で思わず目を背けたくなるようなものばかりだった。
サブカルチャーとしての漫画に書籍、音楽、映画…
現在の人格に影響しているかどうか、それは親兄弟に聞いてみないと分からないが、自分としてはいろんな知識を詰め込むことができたこの頃が、一番面白い時代でもあった。
今じゃ口では「怖い〜〜」「グロい〜〜」「エロい〜〜」と言ってもどこか冷めた自分がいるのは確かだ。

fool's Mateを読まなかったら、こんなイヤなおばはんにならなかったかもしれない。

今やfool's Mateといえば、ビジュアル系の雑誌。
私達が読んでいた頃は、パンク・ニュー・ウエイブが主流。
元々はプログレ雑誌だったそうな。
様々な前衛音楽と出会ったのもこの雑誌から。
現在のfool's Mateへの移行期前には、筋肉少女帯が氾濫していたな。
ボアダムズやあぶらだこ有頂天に町田町蔵…そして北村昌士率いるYBO2
この雑誌で紹介されているものは間違いは無いだろうと、とりあえず聴いてみる。
そして影響されてハマる。その繰り返し。
今思い出したけれど、ストーンローゼズやマイブラの事をめちゃくちゃ褒めていたのもこの雑誌なんだなぁ。
電グルが雑誌によく出ていた人生だったというのを知ったのは、だいぶ後のことだった。

本当にこの雑誌にはいろいろ勉強させてもらった。
枕元にバイブルのようにいつも置いてあったのを思い出す。




kitamura3.jpg

あらためてお悔やみを申し上げます。










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